はじめに
最近よく耳にする「ChatGPT(チャットジーピーティー)」。
でも、「いろんな種類があると聞いたけど、どれを使えばいいの?」と迷っていませんか?
この記事では、50代・60代の方でも無理なく理解できるように、専門用語をできるだけ使わずに、
ChatGPTで選べる「AIの種類(モデル)」についてわかりやすくご紹介します。
そもそも「AIモデル」って何?
AIには「頭脳の種類」がいくつかあります。
たとえば、
- 考えるのが得意なAI
- 話し相手として自然な会話が得意なAI
- 絵や写真を読み取るのが得意なAI
など、目的や能力に合わせて、いくつかの種類(モデル)が用意されています。
これを「AIモデル」と呼びます。
ChatGPTで選べるモデルの一覧(2025年5月時点)
🟢 【GPT-4o】いちばん人気の“万能型”
- 無料でも使える!
- 文書づくり、写真の読み取り、計算など幅広く対応
- 声や画像も使える高性能モデル
- 普段使いにちょうどよく、初心者の方にもおすすめ!
💡ポイント:読み取った画像を説明してくれる機能があり、たとえば「このレシートの合計いくら?」と聞くと教えてくれます。
🟡 【GPT-4o mini】軽くて速い“かるがる型”
- GPT-4oが使えなくなった時に自動で切り替わる軽量モデル
- 少し機能は制限されますが、スピードが速い
- おしゃべりや軽い質問にピッタリ
💡たとえるなら、スマートフォンの「省エネモード」みたいなもの。
🔵 【GPT-4.5】研究中の“次世代型”
- 現在「試験運用中」
- より自然な会話、誤りの少なさが特長
- 今後に期待の新しい頭脳
💡初心者向けというよりは、「もっと深く使いたい方向け」です。
🧠 【oシリーズ】考えるのが得意な“プロ型”
o3:とくに難しい問題に強いモデル
- プログラミング、数学、ビジネス分析に強い
- 研究者や専門職の方に人気
- 視覚(画像)の理解も得意
o4-mini:速さと安さに優れた“お仕事向け”
- AIを大量に使いたい人や会社向け
- コストパフォーマンスが高い
💡これらは一般向けよりプロ向け。使いこなすにはちょっと経験が必要です。
どれを使えばいいの?
目的 | おすすめモデル |
---|---|
AIをちょっと試してみたい | GPT-4o mini(無料) |
画像や資料を読ませたい | GPT-4o |
自然な文章を書かせたい | GPT-4o / GPT-4.5(試験中) |
複雑な分析やお仕事で使う | o3, o4-mini(上級者向け) |
プラン別の違いも知っておこう
プラン | 月額 | 使えるモデル | 備考 |
---|---|---|---|
Free(無料) | ¥0 | GPT-4o mini(制限あり) | 軽い用途向け |
Plus(有料) | ¥3,000前後 | GPT-4o / GPT-4 など | 制限が少なくなり、安定して使える |
Team / Enterprise(企業用) | 応相談 | 全モデル使い放題 | セキュリティや連携機能が充実 |
まとめ:最初はGPT-4oでOK!必要になったら切り替えよう
中高年の方でも、まずは「GPT-4o」から始めれば大丈夫です。
無料で使える範囲でもかなり多くのことができますし、
慣れてきたら有料プランに移行してもよいでしょう。
おまけ:AIにできることの一例
- 話し相手になる
- 手紙やメールの文章を作る
- 写真から文字を読み取る
- 確定申告の準備をサポートする
- 旅行計画を立てる
- 健康に関するアドバイスを聞く(※最終的には医師の判断を!)
最後に
AIは決して“怖いもの”ではありません。
わからないことをやさしく教えてくれる相棒として、少しずつ使ってみてください。